アマゾン川の6%の水を占めているタパジョス川について調べたのでブログにしてみます。
たくさん見てくれる人がいたら「南米の川」シリーズにしていろいろ調べようかな。

タパジョス川 (英語表記)Rio Tapajós

 

ブラジル北部を流れる川。アマゾン川の右岸支流。同国中部西寄り,マトグロッソ州中南部に連なるマトグロッソ高原とパレシス山脈にそれぞれ源を発するテレスピレス川とジュルエナ川が,同州北端で合流してタパジョス川となり,アマゾナス,パラ両州の州境をなして約 100km北西流したのち,北東に流れを転じてパラ州西部を流れ,サンタレン付近でアマゾン川下流部に注ぐ。全長約 650km,テレスピレス川の水源からは約 2000km。全流路を通じて航行可能で,ジュルエナ川を経てその支流アリノス川を航し,運河で結ばれたクイアバ川に出ることができ,さらに同川,次いでパラグアイ川,パラナ川を下ると,ラプラタ川沿岸ブエノスアイレスまで達することができる。沿岸には集落は少いが,フォルドランディア,ベルテラなど重要なゴム園がいくつかある。

 

流域面積 764,200 km²
延長 1,930 km
流量 22,000 m³/s

 

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

Por Kmusser – Own work using Digital Chart of the World and GTOPO data., CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4747565

 

本当はルイス・フェルナンド博士の論文、研究支援プログラム「タパジョスプロジェクト」を拝見したいのですが、それは今のところ叶いません。博士はコリドラス・ゼブリーナ研究の第一人者でもあります。

タパジョス川に生息するコリドラス(日本名)

コリドラス・チリコ

コリドラス・ヒカリ

コリドラス・ラージスポットガラナ

コリドラス・SLNガラナⅤ

コリドラス・ガラナⅤ

コリドラス・ガラニー

コリドラス・ガラナⅡ

コリドラス・ガラナⅢ

コリドラス・ガラナⅥ

コリドラス・ジャンクションラインガラナ

コリドラス・SNバニラ

コリドラス・SLNバニラ

コリドラス・ビファシアータス

コリドラス・オルナータス

コリドラス・SNオルナータス

コリドラス・ルイーザ

コリドラス・SNルイーザ

コリドラス・SLNルイーザ

コリドラス・マリタパジョス

コリドラス・オリビア

コリドラス・ミラグロ

コリドラス・スーパーパラレルス

コリドラス・アンチェスター類

などなど。。

こう見るとタパジョスのコリドラスの特徴がわかってきますね!
川は澄んだ水を湛え、青みがかった緑色に見える事から「緑の川」と呼ばれる。
川の水は含有物質が少なく、pH4.5-7.8程度の酸性から弱アルカリ性。タバジョス川はしばしば川岸に美しく白い砂浜をつくるが、これは川が鉄分を流しさってしまったもので、有機物や酸素の含有もわずかであり、植物が育ちにくい。

サンタレンペンシルバニア州では、タパジョス川の青い水、広大なアマゾン川の泥の水とが混じることなく下流まで水が並んでいるのを見ることができるようです。

(※2020/3/6修正→アマゾンとタパジョスを逆に書いていました)

ヘビは無理だけどこんなツアー夢だなぁ

タパジョス川近辺は今も深刻な問題を抱えています。

The Nature Conservancyより抜粋してみます。

ブラジル山火事は、去年記録的な数を記録しました。8月19日の時点で、国立宇宙研究所(INPE)は72,842の火災を検出しました。この急増は昨年より83%増加し、2013年に記録が開始されて以来最高です。

アマゾンの「飛ぶ川」、アマゾンの森林から水蒸気を運び、農業生産に降雨を提供する大規模な気流は、現在、有毒な煙と火の粒子を運んでいます。エーカー州とロンドニア州は、大気汚染による健康上の緊急事態を報告しています。煙の噴出はすでにサンパウロ市と国の中央南部にある他の都市部に到達しています。特に子供や高齢者では、呼吸器疾患のより高い発生が予想されます。

科学者たちは長年、森林火災の増加傾向に懸念を表明してきましたが、残念なことに、火災は地球全体でより頻繁に、より激しくなると予測されています。火には3つの基本要素が必要です。燃料(木材、バイオマス)、酸素、熱です。これらはすべてアマゾンにあります。森林伐採と生息地の断片化は、より暑く乾燥した状態をもたらし、火災が広がりやすくなります。

火を土地管理のツールとして使用することは多くのブラジルの州で法的に許可されていますが、適切な使用を確実にするために環境機関からより多くのガイダンスが必要です。私たちが今経験しているのは、意図的で、無謀で、制御されていない、一般的な火の使用です。8月17日から19日の間に、INPEはブラジルで5,253件の火災の発生を記録しました。ボリビアで1,618件。ペルーで1,116件。パラグアイでは465件。

現地に住むドイツ人ブリーダーの調べによると、年月は不明ですが、タパジョス川の平均PHは5.5とわりと低い数値を示すそうです。同人物の調べで驚いたのは、リオ・ジュタイとリオ・テフェのPHが4.8、イガラペが5.8、リオ・グァポレが5.3、リオ・クリスタリーノが5.0、パンタナール(マトグロッソ)が6.5で各地雨季は7.5くらいまで上がるそうです。なにか参考になりそうですね。

なんかたくさんあり過ぎてきりが無いのでこのへんにしておきます。

Literature cited

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